WR250RやWR250Xのエンジン出力は、250cc単気筒としてはクラス最高。足回りもゴージャスなので良いバイクとされていますが、長年乗るには3万キロ程度でエンジン腰上OHが必須となります。
3万キロも走れば、前後サスペンションもOHしたいところ。
一気にお金がかかるようになります。
WR乗りの体験談
「14000km走行、エンジン不動のやつを10万で買った。シリンダ&ピストン磨耗による圧縮抜け、吸気バルブ完全終了、カウンターシャフトのスプライン丸坊主という状態。腰上も腰下も割って修理に20万かかった。」
「高速を多用、オイル管理は普通の250バイクと同じ感覚でやってた。次第にエンジンが掛かりづらくなってきて、最後は全くエンジンが掛からなくなって廃車寸前。」
「高速では、他の250バイクより余裕あるけど、代わりにエンジンの寿命が犠牲になってる。」
「マニュアル通りに維持しても、走行距離が3万Kmぐらいで腰上が寿命になる。」
「WRは、走行3万Kmを超えたら、ピストンリングやバルブ周りを新品交換してから、中古として売りに出すのが普通。」
「2万キロを越えたあたりからエンジンの圧縮が下がり始め、2万5千も越えるとエンジンの掛かりが悪くなるね。」
「WR250Fを市販仕様にしたような物だしな。」
まとめると
エンジン出力が高い代わりに寿命は短い。
中古で買うときは要注意。