GB350とGB350Sの最大の違いはホイールとタイヤサイズ

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日本国内向けに発売される「GB350」。

インド仕様の「CB350」は、低価格ながらデザインがちゃんとしていて人気バイクの予感がしていたので、日本仕様の「GB350」はいったい幾らで登場するのか?かなり気になっていた人も多かったはず。

今回、Hondaから価格と発売日について正式発表が行われ、「GB350」は55万円(税込)で4月22日(木)に発売開始。「GB350S」は59万4,000円(税込)で7月15日(木)から発売されることが明らかになった。

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「GB350S」っていうのは、インド仕様の「CB350RS」の日本仕様。

ちょっとスクランブラーっぽくなっているタイプで、レトロすぎるデザインがあまり好きじゃない人はこっちの方がかっこよく感じるはず。

日本仕様のカラーリングは基本的に地味で、インド仕様にあった勢いは感じない。

「CB350RS」のカラーはKawasakiの「Z900RS」を意識しすぎていたので、日本で売るならこっちの方が良かったかも。あのまま出していたら、ネタバイクとして定着していたかもしれないし。

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GB350とGB350Sの最大の違い

「GB350」と「GB350S」の最大の違いは、テールランプやシートのデザインではなく、ホイールサイズ

フロントはどちらも19インチだが、リアは「GB350」が18インチなのに対して「GB350S」は17インチ。その代わり150サイズのラジアルタイヤを履いている。

一方の「GB350」は130サイズのバイアスタイヤである。

後ろから見ると「GB350S」はそれなりの車格を感じさせるだろうが、「GB350」はオフ車並のスリムバイクに見えるだろう。バイクにとってここはかなり重要ポイントなので、メーカーページで比較写真をアップすべきだと思うのだが、掲載されていない。

リアタイヤがスリムすぎると、車から煽られる確率がアップするのはバイク乗りなら常識。今の車まみれの日本の道路でできるだけ安全に乗るなら「GB350S」の方が良いだろう。

排気量は348ccあるので車検対象だが、空冷4ストOHC単気筒エンジンなので出力は20PS@5,500rpm、29Nm@3,000rpmと、排気量なりのトルクはあるけどパワーは水冷エンジンの250より低い。さらにギアは5速までしかない。

ということは、信号の感覚が短い市街地では結構良い感じで走れそうだが、郊外の快走路や自動車専用道路、バイパス道路、高速道路では他のバイクや車に遅れをとるだろうということが分かる。

完全にトコトコバイクである。

Source: Honda

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