ここ2年くらいで、ネオクラシックというコンセプトのバイクが増えてきました。
ネオとクラシック。
矛盾する単語を組み合わせた造語。
要するに、中身は最新バイクだけど、見た目だけはちょっとレトロだよというバイクになります。
解釈は各社によって異なり、結構クラシックにしているKawasakiのZ900RSのようなものもあれば、丸目ネイキッドなだけじゃんというHondaのCB1000Rもありますね。
そんな中、インドホンダでは「CB350」が発表されました。
ネオクラシックではなくクラシックの復刻。
オーソドックスな丸目ネイキッドのデザインに空冷単気筒エンジンを搭載。
2年をかけて開発されており、インドで発売されます。
実車はこんな感じ。
空冷単気筒エンジン。
最大出力20.8ps、最高トルク30Nmとパワーはありません。
また、ギアは5速ミッションとなり高速走行には向いていません。
そんなレトロなバイクですが、電子機器は最新。
ヘッドライトやウインカーはLED、メーターのLCDは6色に変更可能、Bluetooth接続でスマートフォンの音声制御システムを搭載。
フロントタイヤは100/90-19、リアタイヤは130/70-18。
インドバイクだけあり、悪路走行もそれなりにいけそう。
ただ300になると車検を通さないといけないので、インドバージョンをそのまま日本で売るにはちょっと厳しいかな?